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Google Homeで「ダンナダッシュ」もどきを作る

Amazon Echo の招待が来なかったので待ちきれずに
Google Home を買ってしまった nao です。我慢は毒です。

1か月ほど使い、もはや「天気を聞く」「音楽を聴く」に関してはボイスコマンド以外ありえないぐらい、生活に浸透してきました。そんなGoogle Home ですが、もっと機能があるからいろいろ使ってみたい!と思い立ちました。

1. 「ダンナダッシュ」もどきを作れるんじゃないかな?

つくるラボのダンナダッシュという、夫パシリ…いやいや効率的なシステムがあるのですが、これはGoogle Homeを活用することで実現できるんじゃないか、ということで挑戦しました。

今回の目標は「家にいる嫁が “欲しい!” と思ったものを、旦那が忘れずに買って帰る」をサポートする仕組みです。前提として以下のシチュエーションを考えています

  • 奥様側のありがちな課題
    • 家事や育児で手が離せず、買ってきてほしいものをLINEなどに書き込めない
    • 自由になった時には何を買ってきて欲しかったか忘れてしまう
  •  旦那側のありがちな課題
    • 帰り道、仕事の悩みや趣味に集中してしまい「買ってきてほしい」とお願いされていたことを忘れてしまう
    • 帰り道、酔っぱらってしまい、いろいろ忘れる無くす

 

そこでダンナダッシュもどきがあれば、夫パシリ…いやいや効率的なお買い物ができ、夫婦の時間が増やせるに違いありません。

2. Google Home × IFTTT で実現可能

私自身、プログラマではないのでGoogle Homeを活用できる気がしていませんでしたが、IFTTTを使うことで簡単に活用できることを知りました。いい時代になりました。

Google Homeには「ショッピングリスト」という機能があります。
「ねえGoogle、ミルクをショッピングリストに追加」と話しかけるとショッピングリストに「ミルク」が追加されるという仕組みです。これでもって奥様はいつでも思いついたときに、欲しいものを、好きなだけリストアップできるようになりました。

一方のIFTTTですが、「ある特定地点にくる」と「ポップアップでショッピングリストのリンクを表示」させることにしました。組み合わせは自由なのですが、私は「Location」と「LINE」の組み合わせで実現しました。
なお、ショッピングリストのURLは以下でOKです、勝手にログインして自分のリストにたどり着きます。
https://shoppinglist.google.com/

これで、帰りがけの旦那が駅やスーパーに近づくとポップアップ通知が開くようになり、忘れずに買い物リストを目にすることができるようになりました、酔っぱらっていなければ。

3. IFTTTではまった罠

当初、IFTTTで「LINE」ではなく素直に「Notice」を使おうと思ったのですが、Noticeでは指定したはずのショッピングリストのURLではなく「Locationの地図のURL」を開いていしまいます。これでは意味がないので、泣く泣くLINEを使い、テキスト欄にURLを記載という手を使いました。

なお、この手段ではポップアップをクリック→LINEが立ち上がる→そこに現れたURLをクリック、という手間がかかります。

※この手間を省く(ポップアップから直接URLを開く)にはIFTTTをあきらめ、Yahoo版IFTTT「my Things」を使うことでうまくいきます。
(というか、いまはIFTTTやめて myThings使ってます)

4. 運用開始

さてさて、テスト運用を始めたのですが…これがなんとも便利です!
ダンナダッシュもどきで嫁の買い物負担減、というのもありますがGoogle Homeならではの 「いつでも、話しかけるだけで」 欲しいものを登録できるという点がよいです、忘れない。また、これによりリスト化され、買う時のチェックも容易なのもよかったです。

 

5. 1か月使ってみてわかったこと 2018/1/19追加

my Things よりも IFTTT の方が位置情報の検知が優秀だとわかりました。
my Things のロケーションは反応が遅いというか…最寄り駅を指定しても反応してくれるのが帰宅してから、という日もありました。

そこで、現在はロケーション設定を「最寄り駅についてたら」ではなく「会社を出たら」にしています。

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